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2016.06.08

寂れた商店街に活性化の兆しを!サロン「あかしや」から始まる商店街復興

昭和28年につくられた「桐ヶ丘中央商店街」。2016年6月2日、レトロな様相が残るこの商店街に、社会福祉法人3団体が共同して、地域の人が触れ合う場であるサロン「あかしや」を開所しました。

桐ヶ丘中央商店街入り口
桐ヶ丘中央商店街入り口
開所したサロン「あかしや」 「あかしや」の名称の由来は縁のあった台湾の飲食店から とったそうです
開所したサロン「あかしや」
「あかしや」の名称の由来は縁のあった台湾の飲食店からとったそうです

この商店街のある東京都北区桐ヶ丘1丁目は、東京オリンピック開催に合わせ建てられた団地であり、ここもまた多くの団地が抱える高齢化が進み、その割合は54.1%。以前は人を避けて歩かなければならないほど賑わっていた桐ヶ丘商店街も、時代が進むにつれ1店舗、また1店舗と閉店し、シャッター街となっていました。その結果、住民の多くが買物難民となり、また地域コミュニティにおける繋がりが希薄になっていったのです。

閉店したお店が目立ちます
閉店したお店が目立ちます

このたび開所されたサロン「あかしや」は、昭和38年から37年間営業を続けた元蕎麦屋を活用したものです。元店長が、閉店後も折を見て掃除していたためか、テーブルや椅子はとても綺麗で、お店への愛情が感じられます。

そんな「あかしや」は、月1回程度の開催という一般的なサロンとは異なり、常時開放型という点で画期的。運営する社会福祉法人ドリームヴイは、障害者の就労支援を行っている団体で、同じく桐ヶ丘1丁目でカフェレストラン「長屋」(就労継続B型)を運営するほか、北区上十条でスワンベーカリー(一般雇用)を営み、障害者に働く場を提供しています。

今回のサロン開設は、桐ヶ丘1丁目に住む高齢者を、障害者が支える、ということが理念です。この趣旨に賛同した北区役所、社会福祉法人東京聖労院、北区社会福祉協議会と共同し、開所に至りました。

カフェレストラン「長屋」。高齢者への弁当配達事業も行っています
カフェレストラン「長屋」。高齢者への弁当配達事業も行っています
開所式を盛り上げてくれたチンドン屋。懐かしさが込み上げます
開所式を盛り上げてくれたチンドン屋。懐かしさが込み上げます

はたらくNIPPON!計画でも、日本全国で直面する高齢化、また過疎化に対し、障害者が高齢者を支えるモデルとして、桐ヶ丘商店街内の他の空き店舗も活用して地域活性化ができないかと考えています。地域の良さ・桐ヶ丘商店街らしさを残した、新たな障害者就労支援モデルが期待できそうです。

バラエティグッズふくしまと店長の猪狩さん 地域の子どもから大人までたくさんの人に愛されています
バラエティグッズふくしまと店長の猪狩さん
地域の子どもから大人までたくさんの人に愛されています
昔なつかしの乗り物。今でも現役です
昔なつかしの乗り物。今でも現役です

(廣瀬)

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