就労支援フォーラム2017、開催決定! 2017年12月3日(土)、4日(日)、ベルサール新宿グランド
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FEATURE注目のひと、もの、こと

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2016.10.14

アート・デザイン・ビジネスの融合を目指して――Good Job!センター香芝

奈良県の中心から南に車で30分ほど行ったところに、奈良県香芝市はあります。現在でも人口が増えているこの元気な地域に、アートやデザインを活かした障害者の仕事づくりのハブが新たにオープンしました。「Good Job!センター香芝」です。

本センターは、「たんぽぽの家」として知られる社会福祉法人わたぼうしの会によって、デザイナーや編集者、研究者、企業、行政等との協働と日本財団からの助成などを活用し、設立されました。Good Job!展が始まった2012年から4年の歳月をかけ、ようやく今回、竣工記念パーティが開かれました。

障害者就労の担当として、本事業を担当した財団職員とともに、私も行ってきました。

人がどんどん押し寄せます
人がどんどん押し寄せます

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障害のある人の自由なアートを活かした、企業とのコラボ商品や他の施設の商品を集めたグッズショップ、ギャラリー、ストックルーム、カフェスペース、工房が、ユニークな建築の中にちりばめられています。

竣工記念パーティの冒頭では、日本財団理事長の尾形もご挨拶をさせていただきました。
竣工記念パーティの冒頭では、日本財団理事長の尾形もご挨拶をさせていただきました
センター長の森下様(右)より、作品について丁寧にご紹介いただきました
センター長の森下様(右)より、作品について丁寧にご紹介いただきました
靴下ブランドtabioとのコラボ製品。どれも個性的で目を引きます
靴下ブランドtabioとのコラボ製品。どれも個性的で目を引きます

様々なカウンターパートと協働することにより、「福祉」が前面に出ず、しかしそれぞれの表現はしっかりと活かされながら、思わず手にとって見たくなる商品が生み出されています。

複雑だけどシンプルで、森をイメージした開放感のある建築と内装にも、多くの若手建築家、デザイナー、アーティストなどが関わっています。

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「施設」という言葉が似合わないモノづくり、空間づくりからは、多くの気づきがあります。

障害のある人が、閉鎖的な空間で単純作業をしている光景は、一昔前のような光景かと思いきや、今でもたびたび出会います。

その度に、この方たちは、場所が変われば、もっとのびのびと働けるのではないか?と、疑問に思います。福祉施設という場において、その現状に麻痺してしまっている職員の方々は多いのではないでしょうか。

 

障害者の「はたらく」を、アートを通じてつくっていく、たんぽぽの家の実践。これもひとつの、就労のカタチだと思います。

障害のある人が自由に表現し、能力を発揮し、それが仕事となり、地域社会とつながる。これからも、Good Job!センター香芝の開設によりそれがもっと広がりを増して、様々な仕事が生み出されていくことが楽しみです。

モノづくりをしている障害者施設のみなさん、是非見学に行ってみてはいかがでしょうか。

 

(福田)

 

たんぽぽの家

社会福祉法人わたぼうしの会、一般社団法人たんぽぽの家、奈良たんぽぽの会から構成されている活動団体。

見学者も多く押し寄せるアートセンターHANAでの活動を中心に、渋谷ヒカリエでのGood Job!展、音楽祭など、様々な「エイブルアート」活動を展開している。

Good Job!センター香芝の見学のお問い合わせは

見学のお問合せはこちら

 

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