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PROJECTモデル構築プロジェクト

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2016.06.08

地ビールが紡ぐストーリー~くらしき物語~

岡山県倉敷市で開催されたG7倉敷教育大臣会合でのビールに選ばれるなど、製品力の高さが認められるようになってきた地ビールの製造所が倉敷市真備町にあります。

その真備竹林麦酒醸造所は、平成23年(2011年)6月に創業し、翌月から販売を開始しました。

現在稼働中の製造工場
現在稼働中の製造工場

ビール製造の技術は、専門家の全面的な支援を受け、本格的な味わいとして仕上げられました。味は3種類に分かれており、フルーティーですっきりさわやかな味わいの「ささ」、ビターで濃厚なモルト風味の「たけ」と黒ビール風のオリジナルビールである「やた」。全て無ろ過・非加熱で酵母が生きたままの本物の味わいです。

※我慢できず少しずつ飲んでから撮影してしまい、泡がなくなっています(><)
※我慢できず少しずつ飲んでから撮影してしまい、泡がなくなっています(><)

NPO法人岡山マインド「こころ」の代表理事多田さんは精神科のソーシャルワーカーとして精神障害のある方に関わり、病院ではなく地域で社会参加を進めようとこの事業を始めました。グループホームを設置し生活を支援しながら、自分のペースで働くことを大切に、そして必要とされる仕事を作り出してきました。地域に定着してきたこの活動をさらに倉敷全体に広げようと、他の就労支援事業者ともつながり、それぞれの地域の特徴を活かし、店舗を展開していく「くらしき物語」がスタート。

まずは、地ビールの価値を高めるため、外国産の原料ではなく地元の麦を使い製麦工程も行うため製麦工場を新設します。製品力を高めるともに生産量も拡大し、それぞれの店舗にビールを供給していくことになります。
店舗展開の第一弾としては、地元ケーブルテレビ局が中心となったまちづくり事業とのタイアップで、古い町並みに残る古民家を改修し地元食材とともにビールを楽しむバルを作る計画が具体的に動き始めました。これからさらに倉敷美観地区や早島といった懐かしい風情あふれる場所に地ビールを楽しめる場所ができていくことになりそうです。

リノベーションしてバルになる予定の玉島湊屋
リノベーションしてバルになる予定の玉島湊屋

精神障害のある方の仕事として一から学んだ地ビールの製造を通じ、社会参加を地道に生み出されてきました。地域活動支援センターの福祉就労から一般就労として働き始めた方も現れ始めています。この物語はこれからも輝きを増し、全国各地に勇気を与えることでしょう。今後のストーリー展開に大いに期待しています。

(竹村)