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PROJECTモデル構築プロジェクト

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2017.05.29

倉敷生まれの地ビールをつくる。「くらしき物語」がスタート

こちらの記事でもご紹介していた、岡山県で進んでいる「くらしき物語(くらしきモデル)」。そのスタートとなる「新マインド作業所」が5月24日、オープンを迎えました。

開所式では歌を披露してくれました

精神障害のある人たちと、地ビール(発泡酒・以下略)を製造してきたNPO法人岡山マインド「こころ」(代表:多田伸志さん)は、はたらくNIPPON!計画の助成を受け、アメリカから輸入した本格的な製麦プラントを整備した施設を新設。国内でも珍しい、国産の大麦を使用した地ビールの製造を行う計画です。

私たちが普段飲んでいるビールは、その原料に麦芽が使われますが、原料コストを抑えるため大部分は外国産。大手ビール会社でも日本産の麦芽を使用したものは、全体の2%ほどといいます。

将来的には、倉敷市にある岡山大学資源植物科学研究所の佐藤教授により開発されたビール大麦「はるな二条HKI」を倉敷地域で栽培し、大麦の生産~ビールの醸造のすべての工程が倉敷で行われる倉敷生まれ地ビールの生産を計画しています。

生きている大麦(岡山県産)。これが製造過程で発芽するのだそう
モンタナ州から来た本格製麦プラント。稼動するのが楽しみです。
会場では「ささ」が振舞われました。苦味がなく、ビールが飲めない方にもおすすめ。

建物や機器が揃うだけでは、事業はできません。今も進行するその過程の中で、国内外の大麦の研究者、生産者、行政、地元の酒造会社、まちづくりの事業者、建築士、などなど多くの方がこのプロジェクトに関わっています。「多くの方々とのご縁でここまでこれた」と、多田さん。

また、つくるだけでは、売上にも賃金・工賃にもつながりません。販売先をどう確保するのかが重要です。

岡山県倉敷市では、「くらしきモデル」と題し、倉敷市の各地域にて古民家を改修したバルやカフェなどで精神障害者が関わる計画が進んでおり、地ビールもそこで振舞われる予定です。わ

障害者の働く場×地域づくりのモデルは倉敷市だけではなく、岡山県の他のエリアにも広がっています。まだスタートを切ったばかりですが、今後も岡山県の動きに注目です。

 

★「新マインド作業所」(NPO法人岡山マインド「こころ」)
場所:岡山県倉敷市真備町箭田1015-11

メディア掲載(一部)

純県産地ビール 来春に 岡山のNPO法人、精麦プラント始動 」(日本経済新聞)→記事リンク

障害者就労 地ビール施設」(読売新聞)→記事リンク

精神障害者自立支援でビール造り 倉敷に「新マインド作業所」」(山陽新聞)→記事リンク

 

(文:福田)