はたらく障害者サポートプロジェクト

FORUM

運営事務局より

2023.11.10

受付期間の変更について ▼ 「就労支援フォーラムNIPPON 2023」公式パンフレットについて、全国の関係機関や事業所等への発送に大幅な遅れが一部発生しているため、フォーラムの参加申込受付期間、および「プレゼンテーション」企画のエントリー受付期間を下記の通り延長いたします。

●「就労支援フォーラムNIPPON 2023」参加申込受付期間
(変更前)2023/11/16(木)17:00まで
(変更後)2023/11/26(日)17:00まで
※11/20(月)以降のお支払いはクレジットカードのみとさせていただきます
※期間中に定員に達した場合は、予告なくお申し込みを締め切らせていただきます

●「プレゼンテーション」エントリー受付期間
(変更前)2023/11/15(水)まで
(変更後)2023/11/26(日)まで

2023.11.10

公式パンフレット(受付期間変更版)のPDFをこちらでダウンロードできます。

2023.10.25

「プレゼンテーション」企画へのエントリーを募集します ▼
あなたの実践をプレゼンしてください!

2014年の開催以降、今年で10年の節目を迎える「就労支援フォーラムNIPPON」は、障害者就労支援にまつわるさまざまな課題に取り組むとともに、全国のみなさんの新たな発想に基づく多彩かつ、確かな実践を紹介してきました。
玉石混交の取り組みの中で、全国に訴えたい、知らせたい、広げたい「進化」または「深化」、そして「新化」の事業を募集します。
本企画のねらいは、聞く人がその発表に刺激を受け、自身の事業を活性化し、さらに上回る実践が生まれることにあります。「これを聞くだけでもフォーラムに参加してよかった」「負けていられない」と思わせるプレゼンテーションをお待ちしています。
募集期間は11/15(水)26(日)まで。応募方法などの詳細を記した「募集要項」 と「抄録様式」を下記でダウンロードできます。

「募集要項」(PDF)
「抄録様式」(Word)

2023.10.22

すべてのプログラム内容が決まりました。プログラムをご覧ください。

2023.09.19

事前申込受付スタート! 詳細は参加申込専用Webサイトでご確認ください。

2023.09.16

「就労支援フォーラムNIPPON 2023」公式ページをオープンしました。

開催概要

就労支援フォーラムNIPPON 2023
迷える者たちの大反省会。~新しい風とともに~

今回は「リアル」開催のみ。会場でお会いしましょう

2014年の初開催以降、事業所、企業、自治体、行政、医療、研究・教育機関など、
就労支援にかかわるキーパーソンがさまざまな議論を続けてきた「就労支援フォーラムNIPPON」は、今年で10回目を迎えます。
この10年でできたこと、積み残したままであること、新たな課題となっていることを共有し、
取り組みを加速させることを目的に、今年も12月に開催します。
なお、今回は、オンラインでのライブおよびアーカイブの配信は行いません。
2日間、新会場「ベルサール渋谷ファースト」にて、直接・対面で徹底的に議論を戦わせ、交流を深め、全力で未来へ進みます。

2023年12月16日(土)13:00–19:30
2023年12月17日(日)09:00–16:00
ベルサール渋谷ファースト(東京都渋谷区東1-2-20 住友不動産渋谷ファーストタワー B1・2F)
→アクセスはこちら
全国の障害者就労支援事業者、企業、医療従事者、障害当事者・家族、行政、そのほか障害者就労支援にかかわる関係者・機関
日本財団
厚生労働省(申請中)
1,071名(会場参加のみ。オンライン配信はありません)
8,000円(消費税込)
申込期間
2023/9/19(火)10:00~11/16(木)26(日)17:00
※期間中に定員に達した場合は、予告なくお申し込みを締め切らせていただきます
※11/20(月)以降のお支払いはクレジットカードのみとさせていただきます
申込方法
インターネットでの事前申込のみとなります
詳細は「就労支援フォーラムNIPPON 2023」参加申込専用Webサイトでご確認ください
就労支援フォーラムNIPPON 2023 事務局
(東武トップツアーズ株式会社 官公庁事業部)
〒108-0075 東京都港区港南1-8-15 Wビル18F
TEL:050-9014-8426/050-9014-8423(9:30-17:30 ※土日祝休業)
メール:forum_nippon@tobutoptours.co.jp
担当:尾﨑・藤堂・萩原・坂本・高橋

プログラム

12/16(土)=1日目

■ 13:00-13:15 オープニング
主催者あいさつ 尾形武寿(日本財団 理事長)
大臣あいさつ  武見敬三(厚生労働大臣)

■ 13:15-13:50 基調講演
それでいいのですか? ~高校3年生の私が障害者就労支援について考えてみたこと~

  • 野添葉音法政大学国際高等学校 3年生

現状の障害者就労に違和感を抱き、企業や施設、関係団体を訪問、さらには大学教授らに果敢にヒアリングを重ねる現役高校3年生。
正確に現状を捉え、関係者に改善策を提案するその姿勢は、私たちが聞くべき内容に溢れています。
私たちの実践は、高校生というごく一般から見てどう映っているのでしょうか?真っ直ぐに語りかけていただき、真っ直ぐに受け止めたいと思います。

■ 13:55-14:45 基調ディスカッション
なぜ? どうして? 障害当事者から見る支援と雇用

  • 尾仲希代株式会社JALメンテナンスサービス

  • 砂長美ん一般社団法人ありがとうショップ 代表理事

  • 増本裕司株式会社アクティベートラボ 代表取締役

初企画となる障害当事者による障害当事者だけのセッションです。
支援者に発言機会の多いフォーラムですが、当事者の話をしっかりと聞かなければならないといつも考えてきました。
ただ、それらは体験談の一つとして聞き流されたり、なんとなく温かい雰囲気に包まれただけという企画になりがちです。
ようやく、耳の痛い指摘をキッパリと言ってもらえる当事者の方々に集まってもらうことができました。明るく緊張感のある時間となることを期待しています。

■ 15:00-15:45 行政説明
この10年を振り返る。そして法改正と報酬改定

  • 伊藤洋平厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課 課長

障害者自立支援法以降の成果と課題感をふまえ、法改正など国の障害者就労支援に関する最新の動向、次年度の予算関連についてお話しいただくほか、
3年ぶりの報酬改定の方向性について可能な範囲でお話しいただきます。

■ 15:50-16:30 パネルディスカッション
大反省会イントロダクション ~移行・継続・企業

  • 田中佑樹一般社団法人自立学実践研究所 代表理事

  • 市川 亨共同通信社特別報道室 編集委員

  • 藤田和恵フリージャーナリスト

[進行] 竹村利道日本財団公益事業部 シニアオフィサー

就労支援の現状に対する大反省と改善を主テーマに各種議論を繰り広げる2023フォーラム。
少し距離を置いた研究や報道の視点から、この業界がどう映っているのか(違和感、失望、期待……)を厳しく伝えていただくとともに、
率直な提言、提案をいただき、2日目の分科会「大反省会と改善計画」につなげます。

■ 16:45-19:30 プレゼンテーション
◯一般選考「新化・進化・深化」(7題程度)

[プレゼンター] 応募から選ばれた7組

◯ピックアップ「説明できる支援 ~KPSビジュアライズツールの開発の視点~」

  • [プレゼンター] 高橋尚子一般社団法人京都自立就労サポートセンター理事/主任相談支援員

[進行] 遠藤千冬一般社団法人日本作業療法士協会制度対策部 部長  [サブ進行] 野添葉音法政大学国際高等学校 3年生

「新化・進化・深化」をテーマに応募のあった中から審査によって選ばれた7題のプレゼンテーションは、
身近な取り組みから見えるヒントとアイデアを自身の事業に活かしていただくことが一番のねらいです。
何が選ばれるか?選考結果が出るまでわかりませんが、「現場感がある。聞き逃してはいけないもの」ということだけは間違いありません。
ピックアップ「説明できる支援 ~KPSビジュアライズツールの開発の視点~」も要注目!
支援の現場には、成功例も失敗例もあります。ただ、いずれもその理由が明確でないことが多く、「たまたま」ということが少なくありません。
そろそろその説明のできない支援から脱却し、定量的な支援に転換しませんか?

12/17(日)=2日目

■ 9:00-10:30
分科会「大反省会と改善計画」
※①~④は4会場で同時進行/定員あり/事前登録制。フォーラム参加申込時、参加希望のプログラムをご登録ください。

分科会① 就労移行支援・定着支援
はたして“移行”はできているのか?

  • 堀江美里NPO法人WEL'S就業・生活支援センターWEL'S TOKYOセンター長/主任職場定着支援担当

  • 鈴木康弘社会福祉法人ほっと福祉記念会
    業務執行理事

  • 野路和之NPO法人わかくさ福祉会
    理事長

  • [進行] 金塚たかしNPO法人大阪精神障害者就労支援ネットワーク副理事/統括施設長

障害者自立支援法(現・総合支援法)で新設された就労移行支援事業は、
障害者を福祉施設に留め置かないという国としての覚悟を感じさせる制度として受け止められるものでした。
この間、雇用数は伸び続けていますが、まだまだ移行させられない、定着に至らない等の事業者は多く、課題は少なくありません。
反省をふまえ、これからの就労移行のあり方を現場中心で協議します。

分科会② 就労継続支援A型
A型の功罪を考える、A型の未来はどうなるのか?

  • 藏座弘志NPO法人栞 管理者

  • 関原 深株式会社インサイト 代表取締役

  • 藤田和恵フリージャーナリスト

  • [進行] 中崎ひとみ社会福祉法人共生シンフォニー 理事長

障害者には救いのはずだった制度のA型。しかし、A型制度ができて数年後、「悪しきA型」という言葉を生み出し新聞をにぎわせてきました。
もちろん障害のある人たちを第一義に努力し続ける事業所もたくさん存在しています。まさに玉石混交の事業所が存在しているなか、
A型は本来どうするべきだったのか? どうしてそのような事業所が生まれるのか? 等々、さまざまな立場で議論していただきます。

分科会③ 就労継続支援B型
そこは経済活動なのか? 居場所なのか? B型の存在意義を問う

  • 髙橋清子社会福祉法人埼玉福祉事業協会 理事長

  • 中島香織社会福祉法人こがね福祉会 理事長

  • 大坪隆成社会福祉法人ぶなの木福祉会

  • [進行] 三善史博障がい者しごと支援センター木の実 総合施設長

2023フォーラムで共有された低工賃への課題意識は、高工賃へのチャレンジを生み出し、好事例が報告され続けています。
一方、増え続けるB型事業において、達成されない事業者との明暗がさらに鮮明になってきています。
障害者にとって工賃とは何か? いや、そもそもB型施設とは何なのか? この時代にあっても必要なのか? について炎上必至で議論します。

分科会④ 企業就労
企業就労の直近10年を徹底分析、はたして戦力化はできたのか

  • 高橋陽子ダンウェイ株式会社 代表取締役社長

  • 中尾文香NPO法人ディーセントワーク・ラボ 代表理事

  • 足立興治NRIみらい株式会社 顧問

  • 上田庸司リベラル株式会社 常務取締役

  • 白砂祐幸株式会社セルム経営開発部NANAIROチームグループマネージャー

  • [進行] 今野雅彦NPO法人障がい者雇用支援戦略会議 代表理事

企業での障害者雇用は確実に増えました。それが、障害者雇用率の上昇理由であることは言うまでもありません。
しかし、数値ではなく肉声からは、悲鳴にも似た障害者雇用の実態も浮き彫りになっており、裏付けるように代行ビジネスなども“活躍”する状況です。
このセッションでは、企業就労の直近10年を徹底分析、はたして戦力化はできたのかを真摯に反省、今後の方向性について議論します。

■ 11:00-12:30
分科会「新しい風」
※⑤~⑧は4会場で同時進行/定員あり/事前登録制。フォーラム参加申込時、参加希望のプログラムをご登録ください。

分科会⑤ 海外
データ活用で100を超える事業所経営と就労支援を両立 ~イスラエルから世界に広がる実践を学ぼう~

  • Offer CohenCEO, Shekulo Tov

  • Ophir PelegChief Global Officer, Shekulo Tov

  • [進行] 石川陽介日本財団特定事業部 チームリーダー

「Shekulo Tov」は人口1千万人に満たないイスラエルにおいてカフェ、古着屋、古本屋、犬の散歩代行サービス、ギフトショップを合計100以上運営しています。
独自に「統合型ユニットモデル」を開発し、店舗売上・利用者の能力向上・就職先開拓など相反しがちな目的について、データを活用して意思決定しています。
なお、同モデルは「国連Zero Project Award」や「IAUD国際デザイン賞」を受賞し他国展開もしています。
本セッションでは同モデルを現場目線で深掘りし、そのノウハウをお伝えします。

分科会⑥ デジタル
想像もしなかった創造を就労支援に取り入れてみないか?

  • 吉田直人Digital Entertainment Asset Pte.Ltd.Founder & CEO

  • 濵野 剣一般社団法人日本福祉協議機構
    代表理事

  • [進行] 遠藤千冬一般社団法人日本作業療法士協会制度対策部 部長

デジタル業務と障害者就労支援は、少しずつ広がり始めた感がありますが、今回取り扱うデジタルは、先端どころかまだまだ異端な取り組みの範疇です。
ゲームを通じた就労能力の成長支援と暗号資産等の獲得という新たな事業は、現場に変革をもたらすかもしれません。
いち早く、その事業の可能性を探ってみませんか? ※なお、PRがにぎやかな「障害者にゲームさせて、給付費を稼ぎましょう」の類とは一線を画します。

分科会⑦ 脱福祉型就労支援
就労継続支援B型から脱却し直接雇用に向かうというチャレンジ

  • 白石圭太郎社会福祉法人チャレンジドらいふ 理事長

  • 小玉圭一一般社団法人椿 専務理事

  • 山田奈緒毎日新聞社会部 記者

  • [進行] 竹村利道日本財団公益事業部 シニアオフィサー

工賃1万円から法定最低賃金を得られるようになり、B型はもとよりA型でもなく公費を要さない一般就労の状態を
支援的な空間で実現できるようになったとしたら、反対する人はいないはず。それを実現しようとしている法人が宮城県にあります。
一方、その思いはありながらも逡巡する法人はどこに限らず、多く存在します。その決断と迷いに迫ります。

分科会⑧ WORK! DIVERSITY
多様な困難者への就労支援「WORK! DIVERSITY」だからできること ~支援現場の事例から~

  • 眞保智子法政大学現代福祉学部 教授

  • 橋本一磨豊田市役所福祉部福祉総合相談課 副課長

  • 中村信二福岡県就労支援協同組合 代表理事

  • 島田将太NPO法人ユニバーサル就労ネットワークちば事務局長/ダイバーシティ就労担当

  • [進行] 後藤千絵一般社団法人サスティナブル・サポート 代表理事

「WORK! DIVERSITY」は、障害者就労支援サービスを多様な困難者に適用する、縦割りから横串しへの施策提案。
議論から実装へ、現在、自治体にて実証実験が開始されています。
現場の実例や具体的状況を把握し、その推進により社会にどのような変化を生み出せるのかを考え、実施自治体を拡大する契機とします。

■ 13:30-14:30 パネルディスカッション
政治家セッション

  • 宮路拓馬衆議院議員 自由民主党

  • 横沢高徳参議院議員 立憲民主党

  • 金村龍那衆議院議員 日本維新の会

  • 天畠大輔参議院議員 れいわ新選組

[進行] 竹村利道日本財団公益事業部 シニアオフィサー

政治家が揃うと、当たり障りのない議論になりがちですが、可能な限り踏み込みたいと思っています。
テーマとなるのは、介助付き就労、法定雇用率、優先調達といったあたりか。
予定調和にさせない1時間。最大限、今後の障害者就労支援施策に対する各党各議員の考えを引き出します。炎上必至か。

■ 14:30-15:00 特別講演
No Charity, but a Chance! ~Road to Taxpayer~

  • 山下達夫社会福祉法人太陽の家 理事長

1964年のパラリンピックの立役者であった故中村裕医師は、「No Charity, but a Chance! “保護より機会を!”」を掲げ、
太陽の家を創設、誰より障害者の可能性を信じた日本人でした。
時を経て、我が国が実現したこと、進化したこと、もしかしたら退化したかもしれないこと、さまざまな現実があります。
1964から2020を経て、今一度、その理念と実践に触れ、今後の座標を得たいと思います。

■ 15:00-15:45 パネルディスカッション
これまでの10年、これからの10年

  • 竹中ナミ社会福祉法人プロップ・ステーション 理事長

  • 夏目浩次久遠チョコレート 代表

  • 里見喜久夫株式会社コトノネ生活 代表取締役社長

[進行] 竹村利道日本財団公益事業部 シニアオフィサー

フォーラム最後のプログラム。この10年を疾走し、これからの10年を展望する先駆者2名と、現場の息遣いを丁寧に伝える役割を通して目撃者となってきた方による振り返りに留まらない未来企画です。さぁ、どんな未来を描くことができるか?

■ 15:50-16:00 エンディング
主催者あいさつ 前田 晃(日本財団 専務)



※所属は2023年10月18日時点の情報です
※プログラム、登壇者は予告なく変更される場合があります