はたらく障害者サポートプロジェクト

SUB FORUM

運営事務局より

2022.02.16

補習と総括! プログラムをアップしました

2022.02.15

「就労支援フォーラムNIPPON SUB FORUM」公式ページをオープンしました
※開催日は2022年3月18日(金)で確定しました

開催概要

就労支援フォーラムNIPPON SUB FORUM
「ゲームチェンジのための補習授業 ~脱予定調和。醸せよ、物議~」

2021年12月に開催された就労支援フォーラムNIPPON 2021「ゲームチェンジャー ~打開から破壊まで~」は、
障害者就労を取り巻く「喫緊」と「先進」について、踏み込んだ位置から、まさに忌憚のない意見が展開され、聞く人々を思考の渦に飲み込んだ。
SUB FORUMでは、そのセッションから、いま継続議論すべきいくつかをピックアップし、画餅の議論から、触感のある議論へと進めるほか、
2022年度以降、先取りの方向について、関係機関と共有することを目的として開催する。

2022/3/18(金)16:00-21:00
オンライン開催 (フクラシア東京ステーションから配信)
全国の障害者就労支援事業者、企業、医療従事者、障害当事者・家族、行政、そのほか障害者就労支援にかかわる関係者・機関
約1,000名(想定)
一般参加=1,000円(消費税込)
※1名様(1メールアドレス)
※2021年12月開催「就労支援フォーラムNIPPON 2021」に参加された方は特別価格でご参加いただけます(詳細はメールでご案内します)
申込期間
2022/3/15(火)17:00まで
※定員に達した時点で締め切らせていただきます
申込方法
インターネットでのお申し込みのみとなります
※1名のお申し込みにつき、1つの端末(画面)のみでのご視聴となります。1名様ごとに1つのメールアドレスが必要です
※参加申込Webサイト
https://sec.tobutoptours.co.jp/web/evt/forum03/
※2021年12月開催「就労支援フォーラムNIPPON 2021」に参加された方は特別価格でご参加いただけます(詳細はメールでご案内します)
視聴方法
●詳細は参加申込Webサイトに後日掲載します
●視聴用端末 (パソコンまたはスマートフォン、タブレット) とネット環境をご用意ください
●インターネットが利用できればアプリ、ソフトのインストールは不要です
●動画配信となり通信料を多く消費するため Wi-fi 環境を推奨いたします
●配信には文字通訳をご用意しています
就労支援フォーラムNIPPON SUB FORUM 事務局
(東武トップツアーズ株式会社 官公庁事業部)
〒160-0023 東京都新宿区西新宿 7-5-25 西新宿プライムスクエア16F
担当:萩原・渡邉・川添・坂本・佐藤・高橋
TEL 03-5348-3896/FAX 03-5348-3799(10:00–18:00 土日祝休業)
forumnippon2021@tobutoptours.co.jp
日本財団

※2021年度「就労支援フォーラムNIPPON」開催情報
毎年12月の「全国版」フォーラムと連関しながら、9・10月に「MINI FORUM」を、2022年3月に「SUB FORUM」を開催(すべてオンライン開催)。
障害者就労の視点、論点をリードし、企業や福祉ほか関係機関のハブとなり、政治、行政への影響力を高め、具体的かつ効果の高いイノベーションの実現に向かいます。

■2021年9月24日(金)17:30–19:00 ※終了しました
就労支援フォーラムNIPPON MINI FORUM ①
「報酬改定の影響と、その先の意味を考える」

[無料開催]

■2021年10月13日(水)17:30–19:00 ※終了しました
就労支援フォーラムNIPPON MINI FORUM ②
「なかなか聞けない?! 就労支援の基本の“き”『アセスメント』」

[無料開催]

■2021年12月17日(金)–19日(日) ※終了しました
就労支援フォーラムNIPPON 2021
「ゲームチェンジャー ~打開から破壊まで~」


■2022年3月18日(金)16:00–21:00
就労支援フォーラムNIPPON SUB FORUM
「ゲームチェンジのための補習授業 ~脱予定調和。醸せよ、物議~」

プログラム

2022/3/18(金)16:00–21:00

■ 16:00-16:10 オープニング

■ 16:15-17:15 補習①
IPSの視点に学ぶ就労支援の検証
~今日も実施したその支援に疑いを持ってみないか?~


12月フォーラムの2日目、「プレゼンテーション」でテーマとなったIPS(Individual Placement and Support)の視点は、就労支援現場で従事する方々に衝撃を与え、多くの反響を得た。その多くは、「支援とはいったい何なのか、考えさせられた」というもの。IPSは、精神障害者本人に「働きたい」希望があれば一般就労は可能、という強い信念に基づいてサービスを提供する就労支援モデル。
精神障害者に対する支援現場では、「できないこと」に着目することが多く、職業準備性が整っていないとされがちだが、IPSでは従来の発想から転換し、彼らを信頼し、可能性を信じること、そして「障害を持っていても働くこと(一般就労)ができる。」という希望を伝えていくことを重要視する。
これは、精神障害者に限らず就労支援という名の付く事業所で、日々現場で繰り返される慣習そのものであり、修正すべき重要な視点ではないだろうか?常識を疑い、非常識に触れてみることで、新たな可能性を見出すことができれば、その支援は、明日から違った意味を持つに違いない。
本セッションは、それぞれが、支援職に就いた自身を顧みる機会となり、事業に厚みをもたらすことを目指し開催する。

山口創生
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター
林 輝男
社会医療法人清和会 西川病院 S・IPS
池田真砂子
一般社団法人ルンアルン ルンアルン1
障害当事者登壇予定
進行:久永文恵
地域精神保健福祉機構〈コンボ〉事務局次長


■ 17:20-18:30 補習②
続・企業就労支援の「再トレーニング・トレードセンター」構想

12月フォーラムの3日目、「コンテクストフォーラム(分科会)」で打ち出された「再トレーニング・トレードセンター」は、視聴者を含め、賛否両論が渦巻いた。
構想は、すでに企業就労している障害者で労働力として機能していない人材を、一定期間、同センターのトレーニングによって活性化し、雇用現場にお返ししようというもの。また、状況によっては、企業間のトランジション、トレードも積極的に進めようというもの。
「べき論」では、雇った障害者は最後までその企業が責任を持って、が唯一となるが、実態は、障害者雇用に疲弊した企業が、あたかも代行のようなサービスに流れる状況にあることはもはや疑いようのない現実となっている。このセンターは、「方法論」の一つとして、検討に値すると各方面からの反響も多く、本セッションでは、その実現性、具体性について、さらに踏み込んでセッションすることを目的とする。

中島隆信
慶應義塾大学 商学部 教授
大濱 徹
パーソルホールディングス株式会社 グループ人事本部障害者雇用推進部 室長
西岡正次
有限責任事業組合大阪職業教育協働機構(A´ワーク創造館)就労支援室長
進行:竹村利道
日本財団公益事業部国内事業開発チーム シニアオフィサー


■ 18:35-19:45 補習③
ニューロダイバーシティの戦略
~デジタル人材として活躍してもらうための具体論~


12月フォーラムの初日、「パネルディスカッション」で、政治、企業、支援の各現場から登壇いただき、ニューロダイバーシティ人材の活躍のあり方について熱心に議論。支援から面接、配置まで現行の一元的なやり方の限界、不毛について共通認識をもたらした。
本セッションでは、より具体的な行動を目指し、議論を展開する。あえて、焦点をデジタル人材に絞り、その育成と雇用の実施試案をもとに、予算のあり方、行政の姿勢、企業等の参画のあり方について議論し、その実現の可能性を可視化する。

山田太郎
デジタル庁 政務官
畑田康二郎
株式会社デジタルハーツプラス 代表取締役
ICT系企業登壇予定
進行:高田篤史
株式会社野村総合研究所コンサルティング事業本部 主任コンサルタント


■ 19:50-20:55 総括
障害者就労支援はどこへ行く
~福祉的就労と一般就労の今後について~


12月フォーラムの最終日の締めのプログラムで、今後の障害者就労支援の方向性を議論いただいた先生方が再登壇。サブフォーラムのテーマとなったIPS、再トレーニングセンター、ニューロダイバーシティなどにも触れながら、今後の福祉的就労と一般就労の連携、統合など、考えるべき課題、今後のあるべき姿について議論、その針路を示していただきます。

長谷川珠子
福島大学 行政政策学類 准教授
永野仁美
上智大学 法学部 教授
石﨑由希子
横浜国立大学大学院 国際社会科学研究院 准教授


■ 20:55-21:00 クロージング


※プログラム、登壇者は予告なく変更される場合があります